国際ヨーガの日(IDY) : ヴィシャーカパトナムから世界へ🌍

インドでヨーガの博士課程

「Yogandhra-2025」50万人の大記録へ向けて始動!

2025年6月21日の国際ヨーガの日(IDY)に向けて、アーンドラ・プラデーシュ州の港湾都市ヴィシャーカパトナムが、インド全土の注目を集めています。今年、この地がIDYメイン会場に選ばれ、「Yogandhra-2025」と題された壮大なヨーガ・キャンペーンが進行中です。

目標はなんと、世界記録となる50万人の同時ヨーガ実践。ギネス世界記録を目指しています。

過去には2023年にグジャラート州スラートで約15万人が1カ所でヨーガを実践し、世界記録を樹立しました。これに対し、ヴィシャーカパトナムでは20kmに及ぶビーチエリア全体を使い、68カ所で約25万人が参加予定。これに加えて市内の学校、大学、団体などを含め、総勢50万人が一斉にヨーガを行うことが計画されています。

毎週土曜日の大規模リハーサルとボランティア育成

この記録達成に向けて、毎週土曜日には各地で大規模なリハーサル練習が行われており、地域住民や学生たちが熱心に参加しています。

留学生へのCYPトレーニングを担当することに

本日は急遽アーンドラ大学のVCオフィスにてミーティングがありました。アーンドラ大学の学生が指導者となり、IDY当日にCYPを指導できるヨーガインストラクターとボランティアの大量育成が始まります。

私自身も、アーンドラ大学の留学生やスタッフを対象としたプロトコール指導を担当することになりました。なかでも、国際寮に住む留学生たちは、「インターナショナル」の顔として、モーディー首相が登場予定のメイン会場で行われるデモンストレーションへの参加が予定されており、そのためのトレーニングとなります。

そして、もしかすると——私自身も モーディー首相の見えるメイン会場でのヨーガに参加できるのでは?!という期待が高まっています。

IDYはイベントにとどまらない―持続可能なヨーガ文化へ

またアーンドラ州の州首相ナイドゥ氏は、学校が再開され次第、カリキュラムにヨーガを正式に導入することを発表。また、州政府は今後、有名な寺院や観光地にヨーガセンターを設立し、ホテルなど宿泊施設にも瞑想やヨーガスペースを整備することを奨励するとしています。

国際ヨーガの日は、単なる一日限りのイベントではありません。この機会を通じて、心身の健康だけでなく、地域社会全体にヨーガの価値を根づかせ、持続可能なライフスタイルへの転換を図る大きな一歩となることが期待されています。

おわりに

急展開と、ヨーガに関わってきた身としてこれ以上にない機会に胸が高まります。政府、教育機関、民間団体が一体となっての壮大なプロジェクトとなっています。果たして、Yogandhra-2025はギネス記録を樹立できるのでしょうか(笑) またインドから随時報告されていただきます。

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