クンブメーラー2025:③アールティーの参加と日本組到着

インドヨーガ協会/IYAインターンの様子

はじめに

さて、マハークンブメーラーへ到着、無事にIYAヨーガクンブの開会式まで終わりました。(ここまでは前回までの記事にて)。ここまでも色々ありましたが、この辺りから事態は一変していきます(笑) 

まさかのテント不足(笑)

というのも、予定していたテントの数が圧倒的に足りないとのこと。いくつくらい足りないかというとベッド数で200床くらい足りないとのことなのです。(提携先の会社がテント数を間違えたと聞いていますが、詳細は不明…)追加でドミトリー棟などを設置しても賄いきれないとのことで、急遽少し離れた別エリアにテントを確保することになりました。また了承が得られたところから2人部屋から5人部屋対応に変更など、兎に角今できる限りの工夫が凝らされていきます。正直了承が得られない方も多く、レセプションで大声で怒鳴る方も見えたり一時騒然というシーンも目の当たりにしてました。というか、私もスタッフ側なので怒鳴られました(笑)  

このように色々とありますが、インドのペースで少しずつ問題を解決し、結局どうにかなるのがインド式でもあります。この日も誰かが野宿になることはなくそれぞれどこかに収まっていきました。こういった山場となるような日が期間中3−4日ほどありました。

元々2人部屋のところも、とにかく入るだけベッドを入れていきます・・・笑
急遽設置された追加のキャンプエリア
嵐の前の静けさ
受付が混雑すると人の熱気や声で一時騒然することも多々

夕方のアールティーへのツアー

夕方にはパルマスニケタンでヒンドゥー教の礼拝儀式であるアールティー/Āratīがあるということでツアーへ同行。アールティー会場へはIYAキャンプから徒歩で20分程度です。プラヤーグラージにはパルマスニケタンのアーシュラムがありますが、それ以外にクンブメーラー特設会場が4箇所設置されていました。そして各会場で毎日夕方にアールティーが開催されています。IYAのメンバーはその特典として、IYAロゴのついたネームカードを見せると、VIP対応として厳重なセキュリティの扉を開けてくれるシステムになっていました。到着するとそこはガンジス川とヤムナ川が一望できるとても見晴らしの良い場所でした。

Parmath Niketan
Parmath Niketanの向かいにある特設会場へ

アールティー/Āratīについて

徐々に日が沈みマントラチャンティングとアールティー/Āratī(आरती)が始まります。アールティーとは、ヒンドゥー教の儀式の一つで、神様や聖者に対して火を捧げます。特に純粋さの象徴とされるディーパ(火やランプ)を灯して円を描くように回す行為が特徴でもあります。ここでは独特の雰囲気を味わうことができました。

日が暮れてアールティーが始まります
マントラチャンティングも大きな音で鳴り響きます
一人ずつディーパを回します。
その場にいると結構な迫力があります。
最後はお馴染みインドの国歌で締めます。

日本組到着

この日のメインイベントはこれからで、この日は待ちに待った日本からのゲストが到着する日でした。成田から出発、デリーを経由、ヴァーラーナシー空港からタクシーでプラーヤグラージというルートです。タクシー確保も紆余曲折ありながらも、結局全てタイミング良く物事が収まっていきました。ヴァーラーナシー空港から現地までは通常2-3時間の距離ですが、さすがマハークンブということもあり8時間の旅となりました。しかし時間は掛かったものの予想の範囲内で、大きなトラブルなく無事に到着。皆さんの日頃の行いが素晴らしかった為だと思います。現地での感動の再会を果たし、一緒に夕食を食べながら話が弾みます。

日本組無事に到着〜!!

スタッフ部屋男女混合6人部屋からの回避

そんな嬉しい余韻もすぐに一転、レセプションに戻ると、事態はまた次の進展が・・・部屋が足りないのでスタッフ部屋も男女が一纏めになるというのです。現在スタッフ部屋は女性3名で1部屋、男性3名で1部屋でしたが、それをまとめて1部屋6名の男女混合になるとのこと。これは流石にとちょっと怯んでいたところ、「Sokoはスタッフ部屋でもいいし、もしよければ日本人の友達の部屋に移ってもいいわよ」とのコメントが。これはお願いしてみるしかない!と日本組の皆さんに相談すると快く受け入れてくださり、日本組の皆さんのお部屋へ早速移動、急死に一生を得ることができました。

お部屋では女子会の雰囲気で皆さんと愉しく過ごさせていただき、忙しいスケジュールの中でもとても充実した時間を過ごさせていただきました。改めて本当に本当にありがとうございます。

おかげさまで本当に愉しく過ごさせていただきました。

続く

さて次回は毎日の沐浴の様子について紹介していきたいと思います

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