〜こころをケアする、安心の手だて〜 無事に終了いたしました
はじめに
昨年に続き、2回目の開催となった穂高養生園でのワークショップ「竹内想子とはじめるヨーガ・セラピー 〜こころをケアする、安心の手だて〜」 が、2025年7月11日(金)〜13日(日)に無事終了いたしました。ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。
今年のプログラムより
今年は、ヒンドゥー教最大の祝祭といわれるクンブメーラーについてのお話も取り入れ、
インドの文化的背景や、ヨーガの持つ多様な世界観について、参加者の皆さまと一緒に考える時間となりました。ヨーガが身体技法にとどまらず、文化や暮らしとも深く結びついていることを実感していただけたのではないかと思います。
プログラムは、以下のような内容で構成され、実践と学びを往復するような三日間となりました。
- 朝のメディテーション
- 浄化法(クリヤ)の実践
- アーサナ・プラーナーヤーマ・ムドラー/バンダの実習
- ヨーガ概論や、心と身体の仕組みに関する講義




今回は特に、「じぶんの心と丁寧に向き合うこと」をテーマのひとつとし、ヨーガの視点を通して、日常を少し立ち止まって振り返るような時間を皆さんとともに過ごしました。
養生園のすべての環境が、ヨーガの味方に
養生園のスタッフの皆さんが心を込めて用意してくださった、1日2回の菜食ごはん。



有明山の原生林の中を歩く静かな時間。温泉でのくつろぎ。そして、スマートフォンを手放して過ごすデジタル・デトックス。



こうしたすべての環境が、ヨーガの実践を自然に後押ししてくれると感じます。自分の内と外、動きと静けさ、思考と感覚。そのあいだをゆっくりと行き来しながら、参加者の方それぞれがご自身の時間を過ごされていたように思います。


おわりに
インドでの暮らしを通じて私は、ヨーガは日々を落ち着いて、ていねいに生きるための支えとなることを、改めて感じています。その奥行きや柔軟さは、日々のなかで新しい気づきをもたらしてくれます。
今回のワークショップが、参加された皆さまにとって、ご自身の暮らしやこころの状態と向き合うきっかけになっていたなら幸いです。
ご参加の方、スタッフの方、この場をともにしてくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。また皆さまと、別の場所や機会でご一緒できる日を心より楽しみにしております。

