チェンマイといえばワット・プラタート・ドーイステープ(Wat Phra That Doi Suthep)

タイの街歩き

先日久しぶりにタイ北部のチェンマイに観光へ行きました。そのうちの幾つかを自分自身の記録も兼ねて記載しておこうと思います。ここではチェンマイといえば「ドーイステープ」と言われるワット・プラタート・ドーイステープ(Wat Phra That Doi Suthep)について簡単に紹介していきたいと思います。

チェンマイ中心部から西へ15km程、ステープ山の山頂1,080mの位置に建てられた寺院です。高さ約22mの黄金に輝く仏塔で有名です。1383年ラーンナータイ王朝の6代目クーナー王によって建立されています。

行き方としては、チェンマイ市街からタクシーやソウテウ(赤色の乗合自動車)を使った方法が一般的おようですが、その他レンタルバイクなどを使っている方もみえるようです。

私はドーイステープ行きのソウテウの停留所が徒歩圏だったので、ソウテウで行くことにしました。私が使った停留所はチェンマイ大学近くでしたが、乗り合いの人数が集まるまで待機になるので20分程待つことになりました。

ソウテウが到着すると山頂への入り口が待ち構えています。また道路沿いにお土産屋さんや食べ物屋さんが並んでいます。

ここからステープ山の山頂へ登るには噂に聞いていた306段の階段が待ち構えていました。階段の両側には、守護神ナーガの彫刻が施されています。ケーブルカー(20THB)もありますが、私は階段を登っていきました。やはり出来る限りは自分の足で登ることで到着した時の感動も一入に思います。写真を撮ったり、休憩も挟みながら登っていきます。

階段を登りきると、右側にチケット売り場があります。値段は1人30THBです。

入り口を入るとすぐに目に入るのが、僧侶の像です。のちに調べると麓からドイ・ステープ寺院までの参道建設(約11km)を先導した高僧プラ・シーウィチャイという高僧とのこと。

余談となりますが、以下高僧プラ・シーウィチャイについての記事からの引用です。

シーウィチャイは「特に教育があるわけでも,説法に秀でたわけでもなかったが,一日一食(しかも野菜果物に限る) で,ヴィパッサナー瞑想を常として仏教のいう真実を悟り,三毒(貪瞋癡)の煩悩から離れた名僧として,評判が高くなった。」とのこと。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/wiapstokyu/42/0/42_21/_pdf

さて寺院内に入ると、高さ22mの黄金に輝く仏塔が登場します。1383年ラーンナータイ王朝の6代目クーナー王によって建立され、仏舎利(ブッダの遺骨)も収められているとのこと。

またお供え用の蓮の花、ろうそく、お経が載ったラミネートカードがおいてあり、お経を唱えながら仏塔の周りを3周し、その後蓮の花とろうそくをお供えするようになっていました。この日は風が強くろうそくをお供えするのがみな一苦労でした。

仏塔の周囲にはたくさんの仏像が並んでいます。中でもエメラルド色の仏像はタイの中でも珍しいようです。

帰りはドイステープから再び乗り合いのソンテウに乗ってチェンマイ市街へ戻りました。

もしくはドイステープから「モン族の村」や「プーピン宮殿」へ行けるのですが、この日は他の観光客の方が少なく乗り合いソンテウが発車しなかったので、次の機会にすることにしました。

この日は日中に行きましたが、ドーイステープ寺院は夜まで解放している時期もあるとのこと。夜のドーイステープ寺院も気になるところです。

基本情報

寺院名:ワット・プラタート・ドイ・ステープ

英語サイト:https://www.tourismthailand.org/Attraction/wat-phra-that-doi-suthep

開放時間:08:00~18:00 (季節により変更あり)

拝観料:30バーツ

場所:ワット・プラタート・ドイ・ステープGoogle map

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