多様な文化が混在するタイ最北端の地チェンラーイ

タイの街歩き

チェンラーイはタイ最北の地で、北はミャンマー、東はラオスと国境を接しています。また県西部と東部は山岳地帯になっており県内の平均標高は580m、タイ国内で一番涼しい地域とされています。

ここチェンラーイはかつてタイ北部を統治していたランナー王朝最初の都があった場所で、チェンマイなど隣接する地域と共に「ラーンナー文化」というタイ北部の独自の文化・伝統が色濃く残る場所となっています。私も今回のチェンラーイ訪問によりタイ文化の多様性を肌で感じることができました。

そこでこちらのブログでもそんなタイ最北の地チェンラーイについて少しずつ紹介していきたいと思います。

そもそもタイのチェンラーイを訪問した理由は、インドのKaivalyadhama Yoga InstituteでYogaのDiplomaコースを受講していたNamphungさんがチェンラーイでヨーガ指導をしているということで、タイでのヨーガ推進活動の見学も兼ねてNamphungさんを訪ねることがきっかけでした。

私がチェンラーイに到着したとき、Namphungさんのお宅にはお友達のNongさんも遊びにきていました。そしてNongさんにとってのチェンラーイ最終日には、チェンラーイ観光スポットをできるだけ沢山回ろうという弾丸チェンラーイ観光が予定されていました。

この日訪れたのは、BECHEGU COFFE/地元で有名な珈琲屋さん、ワット フゥアイプラーカン(Wat Huay Pla Kang):巨大な白い菩薩像で有名な寺院、ドイディンデーン陶器工房(Doy Din Dang Pottery):日本で修行されたタイ人の方の陶芸施設)、ワット・プラタート・ドーイ・ワオ(Wat Phra That Doi Wao):スコーピオン寺院、メーサイ(Mae Sai):タイ最北端の街、ワット・ローン・スアテン(Wat Rong Suea Ten):ブルー寺院と盛り沢山です。

この中でも本日はWat Phra That Doi Wao/ワット・プラタート・ドーイ・ワオタイ最北端の街メーサイについて紹介していきたいと思います。

このWat Phra That Doi Wao/ワット・プラ・タート・ドーイ・ワオは、タイ最北端の街メーサイ地区の丘陵にあります。ちなみにタイ語でドーイは山という意味で、ワオはスコーピオン(サソリ)という意味があり、「山の上にあるサソリ寺院」というような名前がついています。

タイ国政府観光庁サイトによるとこちらの寺院は、紀元前179年当時のヨーノック王朝のオンワオ王によって仏舎利を納めるために建立されたとのこと。王の名前のオンワオはタイヤイ族の言葉でサソリを意味するため、寺院の名前やシンボルに使用されていると推測されますが、調べていると以前はこの辺りにサソリが多く生息していたという話も出てきました。

さてこちらの寺院へは到着した時から衝撃が始まりました。寺院は丘陵にあるのですが、訪問者用の駐車場は麓の市街地にあります。まずはそこに車を停めて、専用のシャトルで移動となります。しかしそのシャトルが寺院のシャトルとは思えないようなド派手なパープルカラーで、大きなサソリのオブジェが先頭にデカデカと乗っています。

このサソリカーに乗って市街地から丘陵にある寺院へ移動します。

さて到着すると、今度は寺院全体がパープルカラーです。どこもかしこも目が眩しくなるようなパーブルカラーで、結婚式でもあるかのようなお花や装飾品でデコレーションされています。

こちらの寺院はスカイ・ウォークで有名で、景観を眺めながら空中散歩を愉しむことができます。寺院というよりはテーマパークのような雰囲気すらありますがこのように寺院とスカイ・ウォークが一体化している施設は最近良く建設されているとのこと。タイの観光産業推進の一環となっているようです。

しかしこのワット・プラタート・ドーイ・ワオのスカイ・ウォークはその立地上非常に珍しい景観を愉しむことができます。というのも、ルアック川を境としたミャンマーとの国境をはっきりと見ることが出来るのです。またミャンマー側の寺院とタイ側の寺院双方を見ることもできます。ミャンマーの寺院が装飾が比較的豪華、タイ側がシンプルという違いが見受けられます。

画面中央やや上に見えるのがミャンマー寺院
指先の右側に見えるのがタイ寺院

寺院にはタイの仏陀、ミャンマーの仏陀、中国の仏陀などそれぞれの特徴を持った仏陀の他に、ヒンドゥー教のガネーシャ神やシヴァ神なども祀られていました。

装飾が豪華なミャンマーの仏陀
中国の菩薩様
ヒンドゥー教の神々

ガネーシャ神の前で記念撮影を行う仏教僧の方もみえ、異文化が絶妙に融合しているような印象を受けました。

寺院参拝の後はタイ最北端の街メーサイ(Mae Sai)へ行き、タイ最北端のゲートで記念撮影。川を境に国が変わるという島国の日本にとっては珍しい光景を垣間見せていただきました。

ミャンマーやラオスと国境を接するチェンラーイにはイミグレーションセンターも数多く設置されています。また周辺の街並みは、タイ北部のみでなく、中国やミャンマーのお土産屋さんも軒を連ねています。

中国系のスナック菓子
ミャンマーのサンダル

またこの日はタイの山岳民族など含めた10の団体が舞踊のパレードを行なっていました。それぞれの民族衣装を纏い、土地の音楽に合わせ舞踊を舞っており非常に興味深かったです。

チェンラーイ観光は始まったばかりですが、最初から衝撃の始まり、今後がさらに愉しみとなりました。本日もありがとうございました。

基本情報

寺院名:ワット・プラタート・ドーイ・ワオ(Wat Phra That Doi Wao)

タイ国政府観光庁サイト:https://www.thailandtravel.or.jp/wat-doi-wao/

開放時間:8:00-18:00

拝観料:50バーツ

場所:ワット・プラタート・ドーイ・ワオGoogle Map

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