先日9月5日はインドの教師の日/ティーチャーズ・デーでした。この日はインド全土でティーチャーズ・デーが盛大に祝われます。9月5日はインドの第２代大統領で思想家でもあった故ラダークリシュナン氏の生誕日に由来します。
LNAの尼僧さん達が通うラダックの公立小学校でもティーチャーズ・デーの祝賀があり、小さな尼僧さん達に連れられ学校を訪問することになりました。学校は1階建、全生徒90人程、教師10人程の規模となっています。
皆明るく元気いっぱいです。毎日の朝礼では、インドの国家を歌います。校舎の廊下にはダライ・ラマやマザーテレサなどの本、手書きのポスター、教室内にも様々な写真などが並んでいます。
この日はティーチャーズ・デーということで一日中イベントが続きます。先生方も仮装をしてラダックの伝統衣装や、学生服に身を包み登場です。この後生徒から先生方へのベストドレッサーの表彰もありました。
また生徒は教師のような仮装をして先生役となり朝礼を取り仕切り、授業を担当していました。
ケーキカットやダンスや歌の披露、全てが生徒主体の進行で進んでいきました。
そして初めてのアポ無し訪問にも関わらず、教師の方々も快く受け入れてくださり急遽サリーを着せていただいたり、ヨーガクラスも行うことになりました。エントランスまでの見学で近所のコンビニに行くくらいの軽い気持ちで来てしまったので、すっぴんサリーになってしまいちょっと残念です、笑
早速この日に全校生徒と共にヨーガ実習を開始、Common Yoga Protocolに沿った実習を行いました。そしてぜひヨーガ実習を続けたいとのことで、こちらの小学校の授業の一環としてCommon Yoga Protocol Appreciation Courseを行うことになりました。全10回のプログラムになる予定です。
こちらの小学校では、単発のワークショップとしてエクササイズや呼吸法、またはマインドフルネスの実習は体験したことがあったけども、包括的なヨーガ実習を継続的に実習する機会はなかったとのことでした。チベット仏教圏のラダックでも、ヨーガへの関心が高まっていると仰っていました。
こちらの学校の生徒の皆さんは、授業でカンフーなども実習していることもあり、身体能力に長けているように感じます。また体育担当の教師の方もインドAyush省YCB認定ヨーガ・プロトコール・インストラクターにご興味があるとのことでした。
ラダックでもヨーガが普及していくきっかけになればと思います。
またヨーガに合わせて、英語のコミュニケーションの授業も担当することに。公立の学校では慢性的に教師不足になっており、他にも大学生のボランティア教師が英語を担当されています。本日は５thスタンダードと3rdスタンダードの生徒さんと英語でコミュニケーションを取りました。皆ノリが良いので、「ダンスが好き」という会話から即興でダンスを披露してくれました、笑
新たな経験が続いていますが、一日一日を大切に、過ごしていきたいと思います。
本日もありがとうございました。
