ラダックの老人ホーム訪問

ラダック編

先日はラダックの老人ホームを訪問させていただきました。ラダックにも老人ホームが幾つかありますが、先日はその中の1つであるASHRAY REC FOUNDATION OLD AGE HOMEへ訪問した時の様子をレポートしたいと思います。

こちらには以前Ladakh Nuns Associationで薬草の加工の仕事をされていた方が、現在入居されています。

こちらの老人ホームは、貧しい高齢者へのサポートを提供することを目的としてインドのHelpAge Indiaという非営利団体によって設立されています。ちなみにこのHelpAge IndiaのキャッチフレーズはFighting isolation, poverty,neglectです。この活動はインドの政府機関であるRural Electrification Corporation Limited(REC)-Navratna Enterpriseによってもラダック/レーのシェイ村の高齢者のためのウェルネス施設の建設と運営向上のためサポートされています。こちらの老人ホーム設立時の記事はこちら

レーの中心部から車で30分程走ったシェイ村という場所にあり、山々とゴンパ/モナストリーに囲まれた大自然のど真ん中にあります。

到着すると入居者の方々が笑顔で迎え入れてくれました。特にLNAで以前働いていた方は尼僧さん達に会えてとても喜んでみえました。

お部屋は男女別に大部屋と個室があり、大部屋には各部屋に4-5程のベットがあります。部屋は綺麗に清掃されていて、明るい雰囲気で包まれています。こちらの老人ホームにはラダックだけでなく、他の州から来た方も入居されていました。また女性は特に尼僧の方が多いような印象を受けました。

絵を描く時間や、歌の時間もあるとのことで、壁には作品も飾ってあります。こちらでは入居者の皆さんや尼僧さん達と話す愉しいひと時を過ごさせて頂きました。

現在入居されている最高齢の方はダライラマ 14世とほぼ歳が同じとのことで、約88歳なのだと思います。その方は個室を利用されていましたが、歩行器を使いながらも介助なしの自立歩行をされていました。

ガーデンもよく整備されていて、キャベツなどの育つ畑もあります。今の時期はラダック全体にコスモスが満開でとても綺麗です。

食堂は別棟になっていて、食事やお茶の時間には皆さんが集まります。私達もこちらでティーとビスケットを頂きました。こちらの食堂はプレイヤールームも兼ねていて、穏やかな空気が流れています。尼僧の方も多いのでマントラを唱える声も聞こえてきます。

今回の滞在時間は短かったので細部は観れていませんが、入居者の方が明るく、お互いに助け合いながら生活をしているという印象をうけました。とくにLNAで働いてみえた方は、この施設のムードメーカーのようで他の方のお世話もされているようです。

またぜひ訪問しお元気な姿に会えればと思います、、、最後に一緒にヨーガポーズで写真をパチリ。

本日も思い出深い1日となりました。ありがとうございました。

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